秘密を収納する

世の中には、「秘密」を抱えている人が数多くいるようです。
知る人が知れば、「犯罪だ」と追及されるような秘密もあれば、微笑ましいと感じるような他愛のないものまでと、その内容はさまざまでしょうが、物的証拠が伴う場合には、自宅で秘密にし続けるのは些か困難かもしれません。

自らの「へそくり」が資金であっても、家族に内緒で骨董品や絵画を購入してしまった場合や、海外で買ってきたブランドもののバッグや食器などといった高額なもの、更には、自分の一存で買ってしまったものの場合、家族に打ち明けると手放すよう勧められそうなことから言えないケースが多いようです。
そう、物的証拠は、大抵の場合「家族に反対されそうなもの」のことが多いのです。

それが分かっていても欲しかったものや、折をみて打ち明けたいなどと機会を窺っているものをすっぽり隠しておくことができる場所があります。
それは、「トランクルーム」です。
トランクルームであれば、家族や恋人に見つかることもなく、また、好きな時に楽しむことができるのですから、これほど願ったり叶ったりな場所はないのではないでしょうか。
温度や湿度の管理ができることから、大抵のものは心配なく収納することができますし、セキュリティも万全で、なおかつ値段も手頃なのですから、「秘密」の心苦しさを軽減したり安心を得たりするためには安い投資だと言うことができるはずです。

上記のような事情だけでなく、友達や彼女に見つかると気不味さを覚えそうなグラビアアイドルの写真集やDVDやブルーレイディスク、また、美少女フィギュアや二次元アイドルのゲームなどを収納しておくにも最適です。
そうした趣味は、咎められるような内容ではないにもかかわらず、他の趣味とは一線を画していると判断されることが多いことから、同好の士とだけ楽しみたい、外野からからかわれたりしたくないと考えている人は多いことでしょう。

趣味を心ゆくまで楽しみたい、誰にも邪魔されたくないと考えている、邪魔された経験を持っているという人には、こうした保管庫を利用することがお勧めですし、そうすることで周りとの関係が円滑になるのであれば、積極的に利用してゆくべきではないでしょうか。

「秘密を持っている」ことは決して悪いことではありません。
むしろ、誰に対しても「秘密なんてひとつもない」という人がいたら、それは面白みを欠いた人生だと言わざるを得ません。
秘密をどう隠すかを考えたり、いつ、どう打ち明けるか、誰に打ち明けるかを考えたりすることを楽しむのもまた、決して悪いことではないのです。